インテックス大阪 安全大会 2022

まあいいか 心の緩みが招く事故。引き締め守ろう、笑顔の催事

( 「インテックス大阪 安全大会 2022」安全標語 最優秀賞 )

インテックス大阪は、2022年8月26日(金)に「インテックス大阪 安全大会 2022」を開催し、日頃より当施設をご利用いただいている主催者様や施工業者様263名にご参加いただきました。

本大会は2017年に初開催し、今回で5回目の開催となりました。昨年度はコロナ禍の影響で開催時期が遅れてしまいましたが、展示会業界が最も活性化する秋口に向けて毎年8月に開催し、労働災害のない安全な会場づくり、現場づくりに向けた発信をしております。

本大会では、当施設職員による日々の安全パトロールや事故事例の紹介に加え、所管する大阪市住之江消防署様や日本展示会協会安全対策委員会様にもご登壇をいただき、安全に現場を管理していただくための注意点を発信していただきました。

【講演内容】

■講演① 施設ご利用時の安全管理について/インテックス大阪 靏﨑 啓樹

     安全管理責任者の選任と責任、施設ご利用時の注意事項など最新の事故事例紹介等

■講演② 災害時の体制について/インテックス大阪 防災センター 長谷川 浩之 

     インテックス大阪での地震・火災発生時の避難緊急連絡体制

■講演③ インテックス大阪 危険物品等の持込について

/大阪市消防局 住之江消防署(予防担当) 消防司令補 大内 孝文

インテックス大阪で開催されるイベント等において、喫煙、裸火の使用又は危険物品を持ち込む場合に

必要となる許可申請(大阪市火災予防条例第24条)時の留意事項

■講演④ インテックス大阪 テナント協力会社 安全活動の取り組み

飯田電機工業株式会社/サクラインターナショナル株式会社/株式会社 トーガシ/

日本パナユーズ株式会社/株式会社 日邦

■講演⑤ 感染拡大予防ガイドライン最新情報と搬入出安全ガイドライン進捗状況

/日本展示会協会 安全対策委員会 委員長 梶原 靖志、副委員長 渋谷 紀之

     22年7月に5度目の改訂をした感染拡大予防ガイドラインについての最新情報の解説と、

搬入ガイドライン策定の進捗状況

展示会場での施工現場は一般的な建設現場とは大きく異なり、全体のコントロールが利きづらく、根本的な安全管理意識が低いともされています。まずはヘルメットからと、2018年10月より脚立作業時のヘルメット着用および高所作業時のヘルメット・安全帯の着用を義務化させていただきました。主催者の皆様には、出展者マニュアルへの安全管理事項の記載や、現場での安全パトロールをお願いしております。

会場内では前大会に引き続き多くの企業・団体様にご協賛をいただき、ヘルメットなどの安全保護具や熱中症対策グッズ等をご出展いただきました。協力会社様にもご出展をいただき、安全に対しての各社の取り組みや過去の事故での学びを共有する場としてもご活用をいただいております。

また、大阪市住之江消防署のご協力により、緊急時の為の救命講習を開講いただき、株式会社アクティオ様には高精密VRによる不安全行動の疑似体験として、危険を安全にリアルに体感するコーナーも設置いただきました。体験者からはKYにつながる良い経験だったとお声をいただいております。

本大会の最後には、事前にご応募いただきました安全標語のうち3作品を表彰させていただきました。今後、展示館事務所等への掲出を行い、施設ご利用の皆様へ発信をさせていただきます。

【表彰作品】

●最優秀賞「まあいいか 心の緩みが招く事故。引き締め守ろう、笑顔の催事。」

●優秀賞 「保護具着用!身につけるのは 安全・信用・プロ意識」

     「危ないよ! その一言で 事故は減る」

来場者からは「インテックス大阪の取り組みによる成果がでていると思うので、その成果を毎年発表していただけると参加者も気が引き締まると思います。」「安全に対しての取り組みや過去の事故からの学びをみなさんで共有するすばらしい機会だと思いました。この業界で働き始めて5か月程の私でも分かりやすく、学びがいのある講演だったと思いました。このような場を設けていただきありがとうございました。」などと貴重なご意見を頂戴しました。

インテックス大阪は引き続き、本大会での取り組みや日々の安全パトロール等を通じて、当施設ご利用の皆さまと力を合わせながら安全安心な会場づくり、現場づくりを目指してまいります。

「インテックス大阪 安全大会 2022」記録動画

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