安全な施工の手引き

インテックス大阪は、安全に現場を管理いただくために「安全作業の手引き」として作業指針を定めています。施設ご利用の主催者、あるいは期間中の現場作業を管理される方は、本手引きを予めご確認いただき、作業従事者の皆様へ周知くださいますようお願いいたします。

特に展示会においては、近年出展者が作業を委託される施工会社様や運送会社の事故が目立っております。出展者マニュアルやメルマガ等を通じ、出展者や業務委託先の皆様に事前にお知らせください。

どれだけ安全に作業をしていても、一瞬の不注意や些細な怠慢により、事故が発生してしまうこともあります。緊張感をもって取り組むべく、現場全体の安全を確認しながら作業を管理くださいますよう、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

1.作業計画

  ①安全作業計画書

  主催者は主催者の定める安全管理責任者と事前に協議し、下記に留意し、安全に作業を進めるための「安全作業計画書」を作成してください。

  (1)作業安全に配慮され、人員や時間等に余裕を持った作業工程が組まれているか

  (2)混在作業(特に地上作業と高所作業)が無いように、作業手順が調整されているか

  (3)特に撤去時において、出展者による出展物等の搬出作業時に、危険性を伴う撤去作業が混在しないよう、作業時間や区画が

    整理されているか

  (4)安全パトロールでの確認項目や体制、頻度が設定されているか

  (5)ヘルメットの着用時間の設定

  (6)熱中症対策や休憩時間等、作業環境に関する確認

  (7)事故等、緊急事案が発生した場合の連絡体制

  ②出展者、作業者への周知

  主催者は出展者マニュアルやメルマガ等において、安全作業計画や労災保険への加入等について、出展者に通知し、出展者が

委託する協力会社についてもその周知が徹底されるように発信をすること。

2.作業準備

 当施設での作業現場では、さまざまな事業者が会場に集まり、同時に作業を行います。熟練者からその日限りの不慣れなアルバイト、近年では

 外国人作業者も増えております。作業者を管理する方は、このような現場の特性や現状を理解し、管理指導を行ってください。

 ①作業員の健康状態の確認

 ②作業員の安全保護具の着用

 ③作業内容とその作業における危険性を確認する危険予知活動(KYミーティング)等、安全教育の実施

 ④高齢者や経験の浅い作業員を配置する際は、それぞれの能力や特性に配慮して適正に行ってください。

 ⑤原則として、2名以上で作業を行うよう計画をしてください。

3.現場作業

①作業者の安全心得

 ・法令、規則および作業指示、手順を順守すること

 ・規律、秩序を乱す行為はしないこと

 ・法令で定められた有資格作業は、免許証や講習修了証を携帯すること

 ・一時的にごみや資材を通路に出す場合、他の作業者や台車、車両の妨げにならないよう注意すること

 ・カッターの刃や釘、ビスなどは床面に放置せず、作業者自身が廃棄すること

 ・共同で作業する場合は、声掛け等を通じて明確なコミュニケーションを心がけること

 ・善意であっても、むやみに他事業者による作業範囲での手伝いを行わないこと 

②作業区画の確保

 ・自身だけでなく、周囲の安全にも配慮して作業内容に応じた作業区画を設けること

 ・足元に転倒、躓きの原因となる資材、釘・刃物などの散乱が無いか確認すること

③車両の進入

 ・周辺の状況に配慮し、混雑あるいは危険が想定される場合は必ず誘導員を配置すること

 ・敷地内での車両速度は時速10㎞未満とすること

④荷卸し作業

(1)[有資格作業] トラックからの荷卸し

近年荷役作業中の事故が多発しておりますので、十分にご注意ください。

  ・テールゲートリフターを操作する場合は、稼働スイッチの操作、キャスターストッパー等の操作、昇降板の展開や格納の操作を行うこと

   を含め、特別教育を受講した作業員のみが行うこと。

  ・荷卸し後の運搬経路、緊急時の避難経路が十分に確保できるようゲート周囲を整理し、安全な作業区画を確保すること。

  ・地上に作業員を配置する場合は、荷崩れの危険性を想定し、退避できる位置に配置してください。万が一、荷崩れの危険性が

   確認できた場合は、荷を支えようとせず、自身の身を守る行動をとってください。

  (2)大型台車、かご台車等の運搬

  ・手押し台車等、小型の台車を除き、必ず2名以上で運搬すること

  ・周囲の状況に注意すること

  ・停車、留置する場合は、ストッパーを用いること

  ・台車の耐荷重を厳守すること

  ・積載する荷の幅や高さに対し、十分に安定して運搬できるキャスター板を使用すること。

 (3) [有資格作業] フォークリフト

  ・作業に入る前に車両点検を行うこと

  ・視界が悪いときは、誘導員をつけること

  ・周辺の作業環境に留意し、走行スピードに危険がないことを確認すること

  ・前方が見えないほどに積載をしないこと

⑤壁面の施工

・外的要因にも配慮し、補強を行うこと

・展示館内で作業を行う際、風の吹きこみが強い場合は搬入口シャッターを閉鎖すること

・壁面等の造作物に資材を立て掛けないこと

⑥高所作業

(1)脚立

 ・安全装置を使用すること

 ・天板に乗らないこと

 ・脚立にまたがった状態で作業をしないこと

(2) [有資格作業] 高所作業車

 ・オペレーターのみで作業を行わず、誘導員を設置すること

(3) [有資格作業] 移動式足場

 ・管理者は作業者が有資格者であることを確認し、修了書等証書の携行をさせること

・3段以上の足場を組む際は、アウトリガーを設置すること

・2m以上の足場を組み立てる場合は、作業足場材を全面に敷き、手摺、中さん、幅木、昇降用はしご等を取り付けること。

また、連結使用する場合は連結ピンをとりつけること。

  ・使用する際は必ずキャスターをロックし、アウトリガーはジャッキで固定し、墜落制止用器具(安全帯)を着用してください。

⑦ピット作業

  ・開放箇所が第3者に視認できるよう、カラーコーンと開口部表示等を設置すること

  ・その他作業規定については、〇p参照

⑧共用部での施工

  (1)造作の設置

当施設は湾岸部に位置するため、強い海風が西ゲート、プラザ内に吹き込むこともあります。造作を設置する場合は、転倒防止に

十分に注意して作業を行ってください。

・造作に見合った重りの設置

・施設躯体へ養生をして括り付けをする

・西ゲートにて大型のサインを設置する場合は、風を正面に受けず、逃がす工夫を行ってください

(2)作業時の安全確保

併催展にて開催中の催事がある場合は、共用部を一般の来場者が通行します。催事によっては、子供やペット連れのお客様も多数

来場されますので、来場者への安全を確保するために下記に留意してください。

 ・カラーコーン、バー等で作業区画を行い、危険性を伴う場合は監視員、誘導員を配置すること

 ・風除室の扉や、共用部に面するシャッターを開放したままにしないこと

 ・施設担当者と確認し、来場者の通行がない時間帯に作業を実施すること

 ・一時的な作業、資材の仮置きであっても、周囲の安全に十分に配慮すること

4.撤去時の安全管理

  撤去時は作業者と出展者が入り乱れ、最も危険性が伴う時間帯です。主催者は危険性を回避するため、予め安全に配慮した作業計画を行う

ことはもちろんですが、館内放送や安全パトロール等を通じ、事故予防への細心の注意を払って、対応にあたってください。

5.事故報告

  人身、物損事故にかかわらず、事故があった場合は必ず主催者へ報告を行ってください。また、主催者は、当事者通しで解決する物損事故を除

  き、人身事故、施設への損傷が認められる場合、あるいは警察等の公的機関の確認が入る場合は、必ず施設まで報告を行ってください。